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テクノアルファの損益計算書

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 損益計算書

今回はの決算の損益計算書を通して、三年間の売上高、利益、販管費の推移をみていきたいと思います。
 
 

1.売上高、売上高成長率

まずは売上高の推移をみていきます。2017年11月期:2.819百万円、2018年11月期:3.584百万円、2019年11月期:3.422百万円となっています。次は売上高成長率をみてみます。2018年11月期+27.1%、2019年11月期△4.5%となっています。売上高成長率の適正水準は超優良水準:6~20%、安全水準:0~5%、準危険水準:▲1~▲10%、危険水準(1):▲11~▲20%、危険水準(2):21%以上、超危険水準:▲21%以下、となっているので2018年11月期は危険水準、2019年11月期は準危険水準となっています。急激に儲かりすぎていて、不安定な経営となっている可能性があります。
 
 

2.営業利益、売上総利益高営業利益率

まずは営業利益の推移をみてみます。2017年11月期:34百万円、2018年11月期263百万円、2019年11月期:262百万円、となっています。売上総利益高営業利益率は適正な基準となるので採用します。営業利益÷売上総利益高(売上高-売上原価)で計算できます。結果は、2017年11月期:4.6%、2018年11月期:24.3%、2019年11月期:23.4%となっています。目安は超優良水準:11%~20%、標準:10%、改善の余地あり:0~9%、赤字:マイナス、儲かりすぎ:20%以上となってます。2017年11月期は改善の余地あり、2018年、2019年11月期は儲かりすぎとなっています。ここでも不安定さがみえます。
 


 
3.販管費、売上高販管費率

最後は販管費、売上高販管費率の推移をみてみます。2017年11月期:701百万円、24.9%、2018年11月期:819百万円、22.9%%、2019年11月期:858百万円、25.1%となっています。日本の大手の平均が27%となっているので低い水準かなと思いますが、ここもかなり不安定な数字となっています。