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投資と企業分析

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ココカラファインとマツモトキヨシの効率

  

 今回はココカラファインマツモトキヨシの経営の効率性について見てみたいと思います^_^

   ドラッグストアは多くの店舗を所有してますから、店舗をいかに有効活用できているかは重要な要素となってきます。


  賃貸の店舗もあるため、敷金補償金も店舗設備資産と捉えて、回転率を算出してみます。  f:id:yuki346905j1155:20191004213825j:image
(③=①+②) (⑤=④÷③)


   面白いことにマツモトキヨシの方が売上高は全然上ですが、店舗設備資産もマツモトキヨシの方が倍以上になっているので、回転率でみるとココカラファインの方が圧倒的に効率がいいという結果になります。


   この指標をみるとマツモトキヨシはたくさん店舗をつくって、たくさん売上を上げるといった特徴があるのかもしれません。


   続いては、運転資本について分析してみます。
 C C C(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)を算出し、仕入れから販売後の回収までの平均日数をみてみます。この日数が短ければ短いほど、効率がよいという評価になります。
f:id:yuki346905j1155:20191004214144j:image 
 (④=①+②-③)


   運転資本の回転率でみると、かなりココカラファインの方が効率がいいですね。


   総合してみてると、以前のブログで調べたとおり、売上も利益もマツモトキヨシの方がいいですが、経営の効率性といった観点ではココカラファインに軍配があがるようですね^_^