企業の成長性(マツモトキヨシ)

今回はマツモトキヨシの長期のトレンドをみてみます。

決算書から5期分の推移をみてみました。

売り上げは1.19倍になっています。成長率をざっくり毎年3パーセントずつくらい右肩上がりに成長しています。まずまずの成長率ではないでしょうか。

売りが上昇しているということは、新店舗を増やし、規模を拡大してるいると思われますが、販管費は1.17倍、負債は1.13倍と売り上げの上昇率より下回っています。経費削減、財務の健全化も意識しながら、経営しているようです。

その結果、純利益が1.65倍となっていて、売り上げ以上に利益を生み出すことのできる体質になっています。

一番印象的なのが、現金が3.93倍にもなっています。黒字経営でも、現金がないと倒産してしまうのが企業経営です。

銀行からの借入金を過剰に増やすのではなく、利益を積み重ねて、現金を増やしていっているので、マツモトキヨシさんの経営のうまさが浮き彫りになっています。

おすすめのほのぼのしたブログ

気まぐれブログ

投資と企業分析