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投資と企業分析

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三菱商事の成長性

今回はの決算の損益計算書を通して、三年間の売上高、利益、販管費の推移をみていきたいと思います。

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成長

 1.売上高、売上高成長率

まずは売上高の推移をみていきます。2017年3月期:6.425.761百万円、2018年3月期:7.567.394百万円、2019年3月期:16.103.763百万円となっています。次は売上高成長率をみてみます。2018年3月期:17.8%、2019年3月期:112.8%となっています。売上高成長率の適正水準は超優良水準:6~20%、安全水準:0~5%、準危険水準:▲1~▲10%、危険水準(1):▲11~▲20%、危険水準(2):21%以上、超危険水準:▲21%以下、となっているので2018年3月期は超良水準といえます。2019年3月期は収益としてとらえる基準がかわったようで、分析しにくいです。
 
 

2.営業利益、売上総利益高営業利益率

まずは営業利益の推移をみてみます。2017年3月期:401.138百万円、2018年3月期474.389百万円、2019年3月期:584.728百万円、となっています。売上総利益高営業利益率は適正な基準となるので採用します。営業利益÷売上総利益高(売上高-売上原価)で計算できます。結果は、2017年月期:30.2%、2018年月期:25.1%、2019年3月期:29.4%となっています。目安は超優良水準:11%~20%、標準:10%、改善の余地あり:0~9%、赤字:マイナス、儲かりすぎ:20%以上となってます。儲かり過ぎているので、どこかに歪みが生じている可能性があります。
 
 

3.販管費、売上高販管費率

まずは販管費の推移をみてみます。2017年3月期:932.607百万円.14.5%、2018年3月期:18.3%、2019年3月期:12.3%となっています。日本の大手の平均が約27%となっているのでやや高めかなといった印象です。かなり、低めに抑えられていて直近も改善しています。