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投資と企業分析

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任天堂の成長性

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ビジョナリーカンパニー

 損益計算書

 

今回はの決算の損益計算書を通して、三年間の売上高、利益、販管費の推移をみていきたいと思います。
 
 

1.売上高、売上高成長率

 
まずは売上高の推移をみていきます。2017年3月期:489.095百万円、2018年3月期:1.055.682百万円、2019年3月期:1.200.560百万円となっています。次は売上高成長率をみてみます。2018年月3期:+116%、2019年3月期:+14%となっています。売上高成長率の適正水準は超優良水準:6~20%、安全水準:0~5%、準危険水準:▲1~▲10%、危険水準(1):▲11~▲20%、危険水準(2):21%以上、超危険水準:▲21%以下、となっているので、2018年3月期は円安の影響もあり異常な成長で危険水準でしたが、2019年3月期に超優良水準に移行しています。
 
 

2.営業利益、売上総利益高営業利益率

 

まずは営業利益の推移をみてみます。2017年3月期:29.362百万円、2018年3月期177.557百万円、2019年3月期:249.701百万円、となっています。売上総利益高営業利益率は適正な基準となるので採用します。営業利益÷売上総利益高(売上高-売上原価)で計算できます。結果は、2017年3月期:14.8%、2018年3月期:44%、2019年3月期:50%となっています。目安は超優良水準:11%~20%、標準:10%、改善の余地あり:0~9%、赤字:マイナス、儲かりすぎ:20%以上となってます。2017年3月期は超優良水準でしたが、それ以降儲かり過ぎているので、いつか反動がこないか怖いところです。
 

3.販管費、売上高販管費率

 
まずは販管費の推移をみてみます。2017年3月期:169.535百万円、34.7%、2018年3月期:225.983百万円、21.4%、2019年3月期:251.488百万円、20.9%となっています。日本の大手の平均が約27%となっているので、2018年3月期以降はしっかり抑えています。