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投資と企業分析

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NTTドコモの経営の健全性

   NTTドコモの決算を見てみたいと思います^_^


   まずは損益計算書をみてみます。
 
   2017年3月期4兆5845億円、2018年さん月期には4兆7623億円、2019年4兆8408億円と推移しています。


   売上高成長率をみてみると、2018年3.8%
2019年1.6%となっており、堅調な成長と言えると思います。


   営業利益は2017年は9447億円、2018年は9870億円、2019年は1兆136億円と推移してます。


   営業利益成長率でみると、2018年4.4%
2019年2.6%となっています。利益も順調に伸びてます。


   営業費用は2017年3兆6398億円、2018年3兆7753億円、2019年3兆8272億円となっています。


   次に貸借対照表をみて、財務の健全性をみてみます。
 
   短期の支払い能力をみてみます。短期の支払い能力は当座資産と流動負債を比べてみます。当座資産は短期間に現金化できるもので、流動負債は短期間に支払わなければならないお金をいいます。


   2017年当座資産1兆9455億円、流動負債1兆4210億円。2018年当座資産2兆3671億円、流動負債1兆6469億円。2019当座資産2兆3481億円、流動負債1兆6266億円となっています。


   それぞれの年、当座資産の方が高いので、短期の支払い能力は問題なさうです。


   長期の支払い能力をみてみす。自己資本と固定資産を比べてみます。自己資本が長期の資金、固定資産が長期の資産をいいます。長期の資産は長期の資金で賄う必要があります。


   2017年固定資産4兆6266億円、自己資本5兆4906億円。2018年固定資産4兆6380億円、自己資本5兆6551億円。2019年固定資4兆4176億円、自己資本5兆3718億円となっています。


   それぞれの年、自己資本のほうが多いので、長期の支払い能力も問題なさそうです。


   キャッシュフローは営業CF➕、投資CF▲
財務CF▲となっていて、堅調な経営となっています。


   これは本業の収支がプラスで、その中で投資を行い、あまりを返済に充てていることを意味します。