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投資と企業分析

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ヒップ(2136)の成長性

今回はの決算の損益計算書を通して、三年間の売上高、利益、販管費の推移をみていきたいと思います。

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成長性


 

 

1.売上高、売上高成長率

まずは売上高の推移をみていきます。2017年3月期:5.119百万円、2018年3月期:5.354百万円、2019年3月期:5.438百万円となっています。次は売上高成長率をみてみます。2018年3月期:4.6%、2019年3月期:1.6%となっています。売上高成長率の適正水準は超優良水準:6~20%、安全水準:0~5%、準危険水準:▲1~▲10%、危険水準(1):▲11~▲20%、危険水準(2):21%以上、超危険水準:▲21%以下、となっているのでヒップ(2136)は安全水準で推移しています。
 
 

2.営業利益、売上総利益高営業利益率

 まずは営業利益の推移をみてみます。2017年3月期:412百万円、2018年3月期:504百万円、2019年3月期:560百万円、となっています。売上総利益高営業利益率は適正な基準となるので採用します。営業利益÷売上総利益高(売上高-売上原価)で計算できます。結果は、2017年3月期:37.9%、2018年3月期:41.9%、2019年3月期:44.4%となっています。目安は超優良水準:11%~20%、標準:10%、改善の余地あり:0~9%、赤字:マイナス、儲かりすぎ:20%以上となってます。儲かり過ぎているので、どこかに歪みがおきていないか心配です。
 


3.販管費、売上高販管費率

まずは販管費の推移をみてみます。2017年3月期:675百万円.13.1%、2018年3月期:13%、2019年3月期:12.9%となっています。日本の大手の平均が約27%となっているのでやや高めかなといった印象です。販管費はかなり低い水準にあるようです。利益率の高さは販管費の低さからきていることがここから分かります。