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投資と企業分析

投資する際に必要な情報の提供

2倍になる株を探す方法(住石ホールディングス1517)

    今の目標は2倍になる株を探す事です。そんな中で出会ったのが、「何故か日本人が知らなかった新しい株の本」です。不思議と興味を持って調べていると自分の求めている良書にであえますよねw内容も面白く、なんせ読みやすいので、是非読んでみてください。

 

   この本の中で、ざっくりな計算から1株の価値を弾き出して、現状の株価と比べて割安な銘柄を探していく内容があります。

 

   この計算式を利用して、現状の株価の2倍の価値のある銘柄を探しだして、2倍株を探し求めていきたいと思います^_^

 

   まずは有望株の絞り込みをするために、PERが10倍以下で、PBRが1倍以下、あと、ROE15%以上を条件にスクリーニングをかけました。日本のROEの平均が5〜8%で、欧米のROEの平均が15%といわれています。

 

   今回は絞り込んだ銘柄の中から、住石ホールディングス(1517)を例に計算してみたいと思います。

 

   計算式をまずはざっくり説明します。

事業価値+財産価値-負債÷発行株式数=1株あたりの価値となります。

 

   まずは事業価値を算出します。この本の中では、事業価値とは営業利益を10倍したものいいます。何故営業利益の10倍になるのか。

 

   投資の世界では事業価値とは企業の出した利益を期待利回りで割ることで算出されます。

営業利益はそこから税金が40%引かれます。加えて、日本の株式の期待利回りの平均は5〜8%程度となっています。ここでは、6%と考えます。

   営業利益×0.6÷0.06となり、式をまとめると、営業利益×10となるわけです。すごくシンプルでわかりやすいですよねw

 

   住石ホールディングス(1517)の過去3年分の営業利益の平均が143百万円となっているので、10倍して事業価値は1.430百万円となります。

 

   続いて、財産価値を算出します。投資の世界では、財産価値は当面必要ない資産をいいます。

 

   財産価値を出す計算式は、

流動資産-1.2×流動負債+投資その他の資産合計」となります。

 

   今度は何故流動負債を1.2倍するのか気になりますよねwこれは、投資の世界では、流動負債の1.2倍くらいが当面の運転資金として必要と考えられているからです。(流動比率120%)

実際、日本の企業全体の平均も流動比率が120%くらいとなっているようです。

 

   で計算してみると、

7.529百万円-1.2×1.048百万円+2.404百万円=8.675百万円となります。

 

   負債は固定負債+非支配株主持分とし、計算すると、786百万円+0円=786百万円となります。

 

   最後に事業価値+財産価値-負債÷発行株式数は、

1.430百万円+8.675百万円-786百万円÷58百万株=160円となります。

 

   2020年1月9日現在の住石ホールディングス(1517)の株価が150円となっているので、もうほぼほぼ天井かなとなといった印象です。このように、値幅が取れそうにない銘柄も見抜けるので、すごい使える計算ですねw

 

    この計算はあくまで過去の実績によるものなので、投資する際のひとつの資料としましょう。

投資する際には、将来の成長性も加味することが重要となってきます。

 

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