アウトソーシングの利益の推移
今回はアウトソーシング(2427)の決算から売上高営業利益率の推移を見てみたいと思います。
2017年は非常に飛躍の年となっており、売上高の伸び率もすごいですが、粗利率の伸び率はさらにすごい事になっているので、売上高営業利益率は前年と比べて2倍弱となっています。
この企業の特徴として、売上高の中で売上原価の占める割合が非常に高くなっています。 それに比べると販管費率はかなり小さいですね。
販管費は毎年増えて行っているものの、売上高も比例して伸びているので、売上高販管費率は2017年12月期に前年と比べて0.9ポイント減少していて、その後横ばいとなっています。
売上原価は2017年12月期に0.9ポイント上がったあと、ほぼ横ばいとなっております。
今は成長段階にあるため、売上原価率の高さも問題になりませんが、売上高、営業利益の伸び率が下がってきたときに、利益を圧迫してしまうかもしれませんね。
この企業の特徴から、販管費を抑えるよりも、売上原価を抑えほうが利益貢献は大きいかと思われます^_^
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