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投資と企業分析

投資する際に必要な情報の提供

バランスシートの読み方

2018年12月31日時点の楽天貸借対照表を通して、財務の健全性というところにスポットを当ててみたいと思います^_^

ただ今現在進行中で勉強中なので、細かい内容についてはご容赦くださいませw

まずは貸借対照表のしくみについて簡単に説明します。

貸借対照表とは、企業の財政状態を明らかにする決算書をいいます。

左側に資産を書き、右側に負債と純資産を書きます。

この右と左が同額になることから、バランスシートとよばれます。

左側が資金の運用形態を意味し、右側が資金の調達源泉を意味します。つまり、右側で調達した資金を、左側の資産にかえて運用しているということになります。

負債は他人資本による調達を意味し、銀行等他人から調達した資本になります。

一方、純資産は自己資本による調達をいみし、要は株主からの出資からの調達した資本になります。

財務状態を把握するときに、負債と純資産の割合に注目します。負債の方が割合が多ければ、やや不健全な状態です。純資産の割合が多ければ、健全だといえます。

楽天を見てみると、負債が89%で、純資産が11%なので、やや不健全かなといった感想です。債務超過にはなっていません。

資産と負債には、両方とも固定か流動かと言った区別があります。端的にいうと、短期間に現金化できるか否かと言ったものです。

財務の健全性をはかるとき3パターンあります。

固定資産に対して、純資産の割合の方が多ければ、健全です。

固定資産に対して、純資産と固定負債を足した割合の方がおおければ、やや不健全です。

固定資産に対して、純資産と固定負債を足した割合の方がすくなくて、流動負債が入り込んでいる場合、不健全になります。

楽天でみてみると、固定資産52%にたいして、固定負債17%、純資産11%となっており、24パーセントほど流動負債でまかなっている形になっています。

ここでいう流動負債とは銀行からの借金等々になるかなと思います。

トータルで楽天の財務状況を僕なりみてみると、結構不健全かなといった状況かなと思います。