コカコーラとサントリーのROE比較
今回はコカコーラとサントリーのROEを算出してみたいと思います。数字は概算で出しますので、詳細は実際の決算をみてください。
ROEとは自己資本利益率とよばれ、自己資本に対して何%の利益を上げることができたのかを示します。経営者が株主に対する責任を果しているかを測る指標となっています。
(④=①ー②ー③)
次にROE算定を算出します。
日本の企業のROEの平均は5〜8%と言われています。コカコーラは平均をかなり下回っています。利益を生み出すのにかなり苦戦しているのがみてとれます。一方サントリーは平均と比べるとかなり高い数字となっています。欧米の企業の平均が約15%と言われているので、そこにはまだまだ届いてないですね。
さらに、このROEの差がどこから生まれているのか、ROEを分解してみてみます。
それぞれの指標を算出したいと思います。
<総資本回転率>
<財務レバレッジ>
各指標をまとめると
面白い事に総資本回転率ではコカコーラの方が効率が良いことがわかります。しかし、財務レバレッジがサントリーの方が大きく、なにより、売上高当期純利益率が圧倒的にサントリーの方が上になっています。財務レバレッジは大きすぎてもよくないので話は別ですが、売上高当期純利益率は5%を超えてくると優秀なので、サントリーはかなり優秀な数字となっています。
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