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投資と企業分析

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コカコーラとサントリーのROE比較

   今回はコカコーラとサントリーROEを算出してみたいと思います。数字は概算で出しますので、詳細は実際の決算をみてください。

   ROEとは自己資本利益率とよばれ、自己資本に対して何%の利益を上げることができたのかを示します。経営者が株主に対する責任を果しているかを測る指標となっています。

   まずは、ROE算定上の自己資本を算出します。

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(④=①ー②ー③)

  

    次にROE算定を算出します。

f:id:yuki346905j1155:20191009175057j:image

 

   日本の企業のROEの平均は5〜8%と言われています。コカコーラは平均をかなり下回っています。利益を生み出すのにかなり苦戦しているのがみてとれます。一方サントリーは平均と比べるとかなり高い数字となっています。欧米の企業の平均が約15%と言われているので、そこにはまだまだ届いてないですね。

 

   さらに、このROEの差がどこから生まれているのか、ROEを分解してみてみます。

 

ROE=売上高当期純利益×総資本回転率×財務レバレッジ

 

   それぞれの指標を算出したいと思います。

<売上高当期純利益率>

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<総資本回転率>

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<財務レバレッジ>

f:id:yuki346905j1155:20191010133534j:image

各指標をまとめると

f:id:yuki346905j1155:20191010181840j:image

 

   面白い事に総資本回転率ではコカコーラの方が効率が良いことがわかります。しかし、財務レバレッジサントリーの方が大きく、なにより、売上高当期純利益率が圧倒的にサントリーの方が上になっています。財務レバレッジは大きすぎてもよくないので話は別ですが、売上高当期純利益率は5%を超えてくると優秀なので、サントリーはかなり優秀な数字となっています。

 

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